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THE ANTIQUER MAGAZINE

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私たちは、思想とストーリーに熱狂する

2015年の秋、バングラデシュのダッカの中心部でイタリア人が狙われたテロの日、当日昼過ぎにバンコクからの便で到着し、ボナニの中華料理店で隠れるようにしてハイネケンを飲んでいた。最初に周囲がざわつき、アメリカ人が撃たれた、と言う誤情報に始まり…

Books worth reading 2018.

大学を卒業して仕事をはじめ、並行する形でANTIQUERをスタートした2018年。そういえば何を読んだっけ、と振り返りながら、心に残った5冊を紹介。 ・・・ 私の名前はルーシー・バートン/エリザベス・ストラウト ルーシー・バートンの入院が予…

Year ends.

ANTIQUERを公開して半年がたつ。<思想あるものとそのストーリー>という予てからのコンセプトはそのままに、2度にわたるブランドロゴのアップデート、サイトのリニューアル、<From new comes old.>と…

ハイランドアートのものがたり

2017年の夏、雨季のくせに快晴が続くフィリピンの高原地帯を再び訪れた時、真っ先に足を運んだマーケットの一角で果実を売る小さなふたりの商人。カメラを向けると嫌がる弟と、ノリノリの姉。街にはジョリビーが店舗を増やしたし、夏になると台風で大きな…

ピンク色のヒジャブ

一年前、雨季にも関わらずよく晴れたバギオ のパブリックマーケットで出会った時、アシュニールは自信なさそうに俯き、仲間のあとを付いて回っていた。ショックピンクの鮮やかなヒジャブは、クリスチャンが大半をしめるこの都市のど真ん中ではあまりにも目立…

猫とネズミとカラバオ

ネズミは、隣り合うふたつのコーヒーショップの正面に立つ。朝から降り続いた雨は、午後の2時をすぎる頃にぱたりと止んだ。T字路を曲がった白人の男に近寄り、得意の上目遣いと甘い声で話しかける。この男ならいける。そんな思いは瞬く間に打ち砕かれる。男…

5度目のフィリピン、3度目のバギオ

ソウルからマニラに到着すると時刻は早朝6時過ぎ。塩辛いワンタンスープにカラマンシーをふたつ絞って一気に流し込んで朝食を済ますと、観光客と現地人でごった返すゲート付近を抜け、タクシーを捕まえるのだが、例に漏れずドライバーの多くが「Pasay」…

アートは人類学とともに成長する。 / 『美術手帖2018年6月号 アートと人類学』

アートと人類学が向き合い、お互いを見つめ合う。人間存在のあらゆる側面を探求してきた人類学は、同様にその美術にも関心を向ける。同様にアートを創造し続けるクリエイターたちは、人類学から大いなる影響を受けてきた。アートと人類学が交差する場所につい…

ゴンダールのストリートを歩み、歌い踊る。 / 川瀬慈『ストリートの精霊たち』

エチオピア北部の都市ゴンダールとの出会い。フィールドワークを通した人々との交わり。日々を必死に生き抜こうとする人々の強烈なエネルギーと、それを受け入れ理解しようという筆者の実践の記録。人類学、シネマ、現代アートの実践の交差点からイメージや音…

夏の都・バギオに熱狂する

灼熱のマニラ。ニノイ・アキノ国際空港のゲートを出てタクシーに飛び乗り15分ほど。パサイにあるバスステーションで紙切れのようなチケットを手にしたら、あとはそれを握りしめてバスに飛び乗るだけ。約6時間、サマー・キャピタルへのちょっとした旅が始ま…

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