ソウルからマニラに到着すると時刻は早朝6時過ぎ。塩辛いワンタンスープにカラマンシーをふたつ絞って一気に流し込んで朝食を済ますと、観光客と現地人でごった返すゲート付近を抜け、タクシーを捕まえるのだが、例に漏れずドライバーの多くが「Pasay」のバスターミナルをよく知らない。

「ヴィクトリーライナー」バスターミナルの入り口でタクシーを止めると、バギオ に向かう大型バスがゲートを出るところ。バスを無理やり止めてバックパックごと飛び乗り、大嵐の高原地帯まで6時間の旅がスタート。

 

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5度目のフィリピン、3度目のバギオ  

5年前にパナイ島を訪れて以来、毎年のように足を運んで今回が5度目のフィリピン。2度目はセブに2ヶ月、3度目はバギオ に3ヶ月滞在し、バギオにはこれで3度目の渡航に。軽やかでポップなコミュニケーションに惹かれて、今回も街の中心部にあるパブリックマーケットに入り浸る。

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ストーリーあるものを求めて

バギオが誇るのは木彫り工芸や織物の文化。先住民によって代々受け継がれてきた技術は、マーケットで数多く堪能することができる。ジプニーに飛び乗って、彼らが働く工房に出向くこともできる。

 

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光と影を行き来する

東南アジア特有の性産業がそれほど発達していないとはいえ、児童労働や性犯罪の闇はバギオにも存在する。教育都市の名の下に隠される暗い部分も、日を重ねるごとに見えてくる。

 

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観光化されていない魅力に出会う

何かを買い付ける行為は、観光化の波と対峙することでその面白さが見出されたりもする。「I love Baguio」と記されたキーホルダーが無限に売られる商店街で、観光客に媚びない真の価値を探し求めて渡り歩くことほどエキサイティングなものはない。

 

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